大理石の廊下で瞑想している男性

生産性向上

生涯学び続けるために最適な6つのテクノロジーツール

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生涯にわたって学ぶことは、健康にも、経済的にも、そして社会生活にもメリットがあります。では、どうすればスキルアップを優先事項にできるでしょうか?語学力の強化からメモの取り方まで、スキルの向上に役立つ優れたテクノロジーツールを紹介します。デイヴィッド・フェランがレポートします。

 

高校や大学を卒業しても、学習は続きます。働くようになっても、教育のメリットは得られるのです。トラウマになりそうな試験だらけの日々が終わって安心しているかもしれませんが、頭を鍛えておくべき理由はたくさんあります。

生涯にわたって学び、スキルを身につけていくメリットは、経済的な生産性を高めることだけにとどまりません。健康面でもプラスの結果をもたらし、社会的にポジティブな行動を起こすことによって、間接的に幸福度を上げる可能性もあります。

また、雇用主は学び続ける人を好みます。Googleの採用プロセスでは、個人的な興味を自己改善やコミットメントに役立てる人が求められています。それでは、新しいスキルを学んだり、スキルを磨いたりするのに最適なテクノロジーツールとはどのようなものでしょうか?時間と労力を費やす価値のある6つのツールをご紹介します。

1. Udacity

Udacityはプログラミングとコンピューターサイエンスに重点を置いたオンラインコースを提供しています。一部のコースは無料ですが、業界大手のIBM、Google、Facebookなどの協力のもとで開発されたナノディグリーと呼ばれる学位をとるには、数百ドル、数百ポンド、数百ユーロの料金がかかります。Udacityを使ってもノーベル賞はもらえないかもしれませんが、スキルアップには最高のツールだと創始者のセバスチアン・スラン氏は言います。将来的にほぼ全ての仕事がテクノロジーに関連するものになるというのは真実です。ですから、プログラミングを学び、機械学習やARのプログラムを学ぶことも重要になる可能性があります。

評価: トピックに関心があれば、内容は非常にやりがいのあるものです。クラスは構成がしっかりしていて、サポートも充実しています。

デメリット: 全てのクラスが誰にでも関連するわけではありません。また、最初は難しく感じられることもあります(わかりやすい解説が付いているので安心してください)。自分にとって適切なコースを見つけることが重要です。7/10

 ノートパソコンの画面にあるUdacityのロゴ

2. Memrise

現在は多数の語学アプリが利用でき、それぞれ異なる技術を採用しています。一部のアプリは伝統的なスタイルを採用し、学校と同様に、語彙や文法といったアプローチで言語を学んでいくものです。それとは異なり、Memriseのようにゲーム形式で学習を進めるものがあります。このアプリでは、暗記カードを利用するように求められます。いくつかの単語やフレーズを見たらテストを受け、頻度を落としながらそれを繰り返していきます。1秒前に見たフレーズなら思い出すのは簡単ですが、間隔が著しく長くなると難しくなっていきます。学べば学ぶほど、ポイントが得られます。アプリは無料で始められますが、学習の進捗や、難しいと感じる単語を練習する方法などの詳細を表示してくれる有料バージョンもあります。多くの人にとっては無料バージョンで十分でしょう。

評価: 毎日のセッションを通して、単語だけを知っている状態からある程度自信を持って話せるようになるまでのレベルに数週間で到達することができ、取り組む回数が多ければ多いほど効果があります。操作は簡単で使いやすいアプリです。

デメリット: 数日置きに1回レッスンするだけでは上達せず、本当に実力をつけるには集中して取り組むことが必要です。講師との1対1での語学学習に替えられるものではありません。7/10

スマートフォンの画面にあるMemriseのロゴ

3. 10 Per Cent Happier

数分間の瞑想は不安感を軽減し、ストレスフルな状況への対応を変えるのに十分役立ちます。市場で最も有名な瞑想アプリはHeadspaceですが、10 Per Cent Happierは、それとは異なった、より直接的なアプローチを取り、ユーザーがより高いレベルで集中し「感情に振り回されないようにする」サポートをしてくれます。「感情に振り回されないようにする」とは、アプリのホストでありABCニュースのキャスターでもあるダン・ハリス氏が使っているフレーズです。彼はオンエア中にパニック発作を経験してから瞑想を実践するようになりました。導入シリーズの7セッションは無料で、ユーザーにとってこのアプリが向いているか確認するためのものです。忙しいスケジュールの中で時間を見つける方法や、退屈になったら何をすれば良いかといった便利なアドバイスが豊富に含まれています。

評価: 瞑想によってすぐにストレスがなくなるわけではありませんが、無理のないアプローチと興味深いコンテンツのため継続しやすいです。

デメリット: 長期間使用することを目的とした他のアプリと同様に、すぐに効果が見えないとモチベーションが下がってしまいます。また、メインホストであるダン・ハリス氏とジョセフ・ゴールドスタイン氏を好きになれない場合、このアプリでは瞑想できないでしょう。9/10

スマートウォッチにある10 per cent happierのロゴ

4. Evernote

デジタルでメモを取るメリットは、作成後すぐに他のデバイスに同期されるため、どこでもメモにアクセスできることです。Evernoteのような総合的なメモ作成アプリなら、同僚にメモを簡単にシェアでき、高度な検索機能で、保存したメモだけでなくOCR機能のおかげで手書きのメモからもテキストを検索できます。何かについて調べている時には、Webクリッパーを使えば様々なブラウザからページを保存でき、学習が簡単になります。他のアプリと同様に基本的な機能は無料で使用できますが、プレミアム機能を使う場合は定期使用料が適用されます。

評価: このアプリは純粋に生活をシンプルにするのに役立ちます。便利な機能が多数あり、思ったよりもずっと頼りになるアプリになる可能性が高いでしょう。

デメリット: 機能が多すぎることがデメリットになるかもしれません。最初は理解するのがとても難しく、圧倒されることすらあるでしょう。Appleのガジェットに内蔵されているNotesアプリなど、他のアプリの方がずっと簡単です。8/10

ノートパソコンの画面にあるEvernoteのロゴ

5. Wolfram Alpha

Wolfram Alphaは知識と計算能力の泉です。特定の方程式を解く必要があれば、それを入力するだけで回答を返してくれます。学習が必要なことであれば、解き方をステップごとに教えてくれます(このアプリ自体は無料ですが、複雑な機能を使う場合は有料のプロバージョンがあります)。このアプリには、10兆以上のデータと、数千以上の視覚的アウトプットデータが内蔵されています。例えばトム・クルーズとダスティン・ホフマンではどちらの方が背が高いか、というような質問には、AlexaやSiriなどのバーチャルアシスタントでも答えてくれますが、Wolfram Alphaはもっと複雑な回答を手元に用意してくれます(ちなみに正解はトム・クルーズ)。Bから始まってicで終わるのは分かっているけれど、どうしても思い出せない単語があると言う場合、それを入力すればリストを返してくれます。あるいは、2つの異なる出版物のどちらに広告を出すべきか判断するため、発行部数を比較するといったこともできます。物事が起こる確率や相対的な可能性(ポーカーでロイヤルフラッシュが出る可能性など)を計算したり、BMIを算出したり、特定の病気になるリスクを調べたり、現在(あるいはいつでも)と比較して1965年の物価はいくらだったのか確認したりできます。

評価: 知識が豊富にあるため、使えば使うほど手放せなくなっていきます。データには裏付けがあり、その正確性に疑いの余地はありません。

デメリット: できることとできないことを理解するまでに時間がかかる場合があります。また、対応できない事柄ばかりが続くと、使わなくなってしまうかもしれません。7/10

デスクトップパソコンの画面にあるWolfram Alphaのロゴ

6. Grammarly

アポストロフィーやスペルを間違うことがあるなら、Grammarlyで解決できるかもしれません。Grammarlyは入力している最中に句読点のエラーを発見し、誤った単語を使っている場合には変更を促し、より良い語彙の選択肢を提案してくれます。Grammarlyは無料ですが、不自然なフレーズを修正するなど一部の機能を使うにはプレミアムバージョンが必要です。ただ修正するだけではありません。例えば、情報を伝えるのか、物語を書こうとしているのかなど、目的とするスタイルを設定することもできます。

評価: 紹介している他のアプリと同様に、使用すればするほど多くを学ぶことができます。間違っている理由をわかりやすく説明してくれ、様々なレベルの流暢さに対応できます。

デメリット: 受動的に使うだけでは多くを学べないでしょう。目的を設定すれば、主体的に学ぶことができます。また、有料バージョンへのアップデート通知が定期的に表示されます。7/10

スマートフォンの画面にあるGrammarlyのロゴ


デイヴィッド・フェランは、英国を拠点とするテクノロジー専門のジャーナリストです。

記事の執筆者デイヴィッド・フェラン

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